「その件は近いうちに」とか「すぐに処理します」等々。期日や時間に関 して無意識のうちにあいまい言葉を使っているケースが意外に多い。文化 を共有する社内の人間を相手にする場合ならさして問題にはならないが、 社外の人に使うときには要注意だ.
ところが、これが急成長中のベンチャーなんかだと「すぐ」といえば文字
通り「今すぐ、直ちに」を意味する可能性が高い。何しろベンチャーは時
間が勝負なのだから悠長なことはいってられないのである。なるほど図体
がでかくなるほど時間感覚が鈍くなるのは、案外、動物だけじゃなくて人
の作る組織にも当てはまるのかもしれない。
自分の時間感覚がどれぐらいのものなのか。対面している相手の時間感覚
とどれぐらいのズレがあるのか。このズレに気配りできるかどうかでディ
スコミュニケーションはずいぶんと防げるはずである。時間感覚には十分
にご注意召されよ。
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