サッカーワールドカップ南アフリカ大会では、代表チームのベスト16進出に日本中が沸いた。しかし、その熱気をワールドカップ後も持続させるためには、草の根からの取り組みが不可欠。フットサルチーム、フウガ東京のイベントに参加した筆者は、そんな草の根から盛り上げようとする人々の姿を見た。 [郷好文,Business Media 誠]
フットサルを核として、地域と企業がハコ(体育館)で1つになる。Jリーグよりも身近で、競技に参加しやすいし、支援もしやすい。大きな商業集積がなくても、大企業がなくてもできることがある。
みんなが勝つために
ファンから「Tシャツにメッセージを書いて」とせがまれたある選手。「みんなで勝つ、ってどう書いたらいいかな?」と悩んでいると、ほかの選手たちは口々に「win by allじゃだめ?」とアドバイスする。
それはジェフユナイテッド市原・千葉のスローガンなので、いただくのはちょっと問題がある(笑)。そこで1つ、言葉の支援をしよう。「One for ALL, ALL for One」のOneをちょいと変えてみた。
“WON for ALL, ALL for WON”――「勝利はみんなに、みんなは勝利のために」
分厚く支援してくれるみんなを癒やしてくれるのは、やはり「勝利」。フウガではFリーグとの入れ替えがある2012年(東京スカイツリーの開業年)に昇格を目指す。まずは7月24日の墨田区総合体育館の試合を見に行こう。チームだけの勝利ではない。地域や企業、住民、みんなの勝利のために。
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クリエイター作品販売:「utte(うって)」
ギャラリー&スペース:「アートマルシェ神田」
著書:『ナレッジ・ダイナミクス』(工業調査会)、『21世紀の医療経営』(薬事日報社)、『顧客視点の成長シナリオ』(ファーストプレス)
印刷業界誌:『プリバリ[印]』
ブログ:「cotoba」
Twitterアカウントは@Yoshifumi_Go:http://twitter.com/Yoshifumi_Go
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