Twitterのブームで、ソーシャルメディアが注目されています。 そもそもインターネットの出現で個人の発信能力が飛躍的に高まり、それがソーシャルメディアの普及でさらに加速している感じです。 そんな「ソーシャルメディア時代」に、ビジネスパーソンには、積極的に情報発信していくスキルが求められるようになってきていると思うのです。 それを「情報発信リテラシー」と呼んでみました。
■ 主張を込めるために、、、
しかし、情報をフィルタリングして流すだけではなく、発信者の見解や主張を込めることも重要ですよね。
様々な情報をもとに、私が何を考えているのか?
マーケティングというテーマにおいて、何を感じているのか?
ある程度、私のモノの見方や考え方をご紹介していきたいと思っています。
そのための発信手段が、このブログですね。
ということで、このブログはビジネスパーソンにとって有益なマーケティングの考え方やビジネススキルの活用方法をご紹介しています。
しかし、その主張を明確にするためには、多くの情報ネタを基にすることも必要ですが、加えて、ベースとなる「知識インフラ」と「概念化能力」が求められるはずです。
■ 知識インフラ
時代背景などマクロ的な知見と自分が専門領域とする知識がもとになります。
私の場合は、マーケティングを専門領域としていますから、世の中のマーケティング成功事例、最新のマーケティングトレンドなどは追いかけておきたい重要な情報です。
当然、マーケティングに関する学習も怠るわけにはいきません。
また、日ごろのコンサルティングから得られる経験も貴重な知識インフラですね。
■ 概念化能力
「概念化能力」を定義するのは難しいのですが、様々な情報から、本質的な意味合い(主張)を導出する能力ってかんじで、、、つまり、「だから何が言えるの?」という問いに応える能力。
様々な成功事例を知っているだけでは、情報の受け手には価値にならない、、、
発信者「こんな成功事例がある」
受信者「だから何なの?」
ってかんじで終わっては情報発信の価値には限界があるわけです。
発信者「こうすれば貴方も成功できる」
受信者「なるほど、、、」
ってかんじですね。
■ まとめ
今回は、情報発信の2つのタイプをご紹介しました。
(1)ソーシャルフィルタリング型発信
これには、情報取得のスキルが求められます。
単なるスキルというより「行動習慣」も求められるかもしれません。
(2) 見解/主張型発信
これには、「知識インフラ」と「概念化能力」が必要です。
一朝一夕にスキルアップは難しいと思いますが、着実に情報発信をしながら鍛えてきたいものですね。
今回は、主に「コンテンツ構成力」についてお話ししました。
さて、次回は引き続き「コンテンツ表現力」に着目したいと思います。
株式会社シナプス 代表取締役 家弓正彦
http://kayumi.jp/
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