先週末、 ちょっと福岡(八女)に里帰りしました。 戻りの福岡空港。 搭乗口に向かっている途中、 「かりんとう饅頭」 の試食販売を発見しました。
コンビニでもほとんど目立ちませんしね。
しかし、よけいな添加物がほとんど
含まれておらず、自然な味わいが楽しめる、
昔ながらのお菓子
が再評価されつつあるのが現代です。
ただし、昔ながらの味はさておき、
昔ながらの考え方、つまり
「職人的売り方(味がよければ売れる)」
からは、脱却する必要があります。
つまり、上述した
・かりんとうまんじゅう
・かりんとうドーナツ
のような斬新な新製品の投入や、
洗練されたネーミング、パッケージへの
変更によって、若年層を中心として新規客
を獲得する努力が求められているのです。
ちなみに、福岡空港では、
「キューブカステラ」(福砂屋)
という製品も発見。
買って帰りました。
「キューブカステラ」は、
手にちょうど乗るくらいの大きさの
サイコロ状の紙製のパッケージ。
パッケージの色は5色あります。
見た目も楽しい。
パカっという感じで、
左右に開くとカステラが2切れ!
しっとりした食感が最高でした。
通常のカステラ一本だと、
ちょっとボリュームがありすぎ
ですよね。
自家用にしろ、贈答用にしろ、
買うのに躊躇しますが、
「キューブカステラ」
なら気楽に買えます。
長崎名産のカステラも、
とてもおいしいお菓子です。
しかし、なかなか食べる機会が
ないのが現実ですよね。
やはり、時代に合わせた
「イノベーション」
が伝統菓子にも必要なのだと、
改めて感じました。
*文中で引用した日経MJのコラム
「招客招福の法則」は、2009年8月5日掲載分です。
*オラクルひと・しくみ研究所
http://www.kosakayuji.com/
*美味芋本舗
http://www.umaimohonpo.com/
*キューブカステラ(岩田屋オンラインショップから)
http://www.iwataya.co.jp/net/foods/miyage/07/
製造元、福砂屋のHPには当商品は未掲載です。
(なんで・・・?)
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2015.07.10
2015.07.24
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。