2009.08.24
「生活を守り抜く」このキャッチコピーがなくなる社会に。
寺西 隆行
(株)Z会
公明党の「生活を守り抜く」というキャッチコピー。 …悲しくて、切ないのです。 大人社会が胸を張って、子どもに次を託していくために… このテのキャッチコピーが出ない世の中に、大人社会で生きる我々は、自身で道を切り開く姿勢が必要です。
自身でつかみとった幸せじゃないと、かみしめられません。
自身でもたらされたものではない「楽(らく)な生活」があっても、心が満足するわけはありません。
このようなキャッチコピーにむなしさを覚えるとともに…
「“生活を守り抜く”という言葉が今の国民に響くであろう」という仮説を立てている政党がある、という現実を、国民がもっと考えるべきではないでしょうか。
そして、自分でできることを、もう少しすべきではないでしょうか。
繰り返します。
公明党がこのキャッチコピーを設定することに善悪はありません。ましてや批判などもありません。
「そう見られている」という国民自身が、「そう見られている」ことに主体的に関与したいものです。
教育を通じて、子ども達に触れる機会が多い僕自身にも、そう言い聞かせて…
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