地方の人はもっともっとマーケティングを勉強して欲しい。 飲食店の例で。
首都圏ほど「混雑時」を経験していないのでしょうがないかもしれませんが、この記事を見た地方の飲食業の方は、せっかくですので是非覚えておいて欲しいんです。
店内の“無駄スペース”を有効活用し、ハイタイムの回転率を上げること、従業員教育1つですぐにできちゃいますよ、と。
ちょっとした費用削減より、ずっと大きな利益につながるはずです。
このような話をすると、地方の方からこんな意見をもらうときがあります。
「そんなせっかちに決めなくていいじゃないー。待っていればいいじゃないー。」
いや、そういう問題ではなくて。
ちょっとした工夫で時間を効率的に使えるんだったら、誰だってそっちがいいでしょ、ということなんです。
加えて「待っていればいい」という人もいれば、「いや急いでいるんだ」という人もいる、ということに配慮しましょうよ、ってことなんですよね。
あと、接客業側の方からは。
「だってー店内のお客さんに呼ばれたらすぐに行かなきゃいけないでしょ。」
そりゃそうです。
だけど、それを理由に、外のお客さんを待たせることを正当化しちゃいけないってことなんです。
1人の人が動ける範囲には限界がありますので、様々なお客様の要求の中で、最大限に応える「工夫」をすることを考えたり、知恵を絞ったり、常にしませんか?
それだけなんです、それだけ。
今の僕の、お客さまの視点に立ったマーケティングの原点は、学生時代にやったマクドナルドのアルバイトにあります。
徹底的なマニュアルによる効率化。
人によればそれは「無味乾燥」「気持ちがこもっていない」という意見につながりやすいです。
でも、経験した僕にはわかるんです。
できるところをマニュアル化し、労働効率を高め、そこで出来た時間を、臨機応変にお客様へ最大限に還元することに費やそうとしているだけ、と―
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
関連記事
2009.06.20
2009.06.20