ネットに読者や広告を奪われ、 最も大きな打撃を受けているのが新聞・雑誌業界でしょう。 かといって、自らネットに力を入れれば、 自社の紙媒体からの収益の落ち込みを加速させる可能性もあり、 なかなか思い切った意思決定ができない。
“本来、雑誌とウェブは使い方が異なる。
当社のサイトに読者が滞在する時間は、平均6分。
これは、仕事上、必要な情報を探し出すために
使っていることを意味する”
“これに対して、雑誌は週末や電車の中で
ゆっくりと読むもの。もし雑誌の部数が落ちているなら、
それはウェブのせいではなく、雑誌自身の中身の問題だろう”
私自身、10誌以上の雑誌をいまだに購読し、
並行して、各種ニュース系Webサイト、ポータル、ブログ、
メルマガを読んでいますが、
まさに、オンラインとオフラインでは使い方が異なります。
そして、コンテンツが面白かったり、役に立つものであれば
有料でも読みますし、そうでなければ無料でも読みません。
時間もコストですから。
それだけです。
新聞、雑誌の関係者の方々は、
自社媒体が売れない格好の理由として「ネット」を
槍玉に挙げるべきではないんでしょうね。
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2007.10.16
2008.02.19
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。