今年のJリーグの開幕カードは奇しくも『赤い』クラブ同士の頂上決戦です。 今回は、Jリーグに見るユニフォームの色と強さとの因果関係を考察したいと思います。
今やJリーグにおいて『王者』と呼ばれている鹿島アントラーズの
ユニフォームのは以下のような誕生秘話があります。
Jリーグが創設されるまで、鹿島アントラーズの前身、住友金属は、
当時のJFLの一部と二部を行ったり来たりする、お世辞にも名門といわれるクラブでは
ありませんでした。
いざ、93年に開幕するJリーグの参入に奇跡的に成功したアントラーズは、
サッカーの神様ジーコにその全権を委ねました。
当時、住友金属のユニフォームは水色を基調としたものだったそうです。
Jリーグ参入が決まったとき、『ユニフォームをどうするか?』と議論がなされました。
そのとき、ジーコは…
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赤は戦いの色、闘志を表す色だ!だからユニフォームは『赤』にする。
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と発言し、その鶴?ではなくサッカーの神の一声で赤いユニフォームに決定したそうです。
当時アマチュアだった住友金属に入団した時、
ジーコがクラブに注入したのは、プロ意識と『闘争心』だったそうです。
そう言えば、ジーコが長く在籍したブラジルのフラメンゴも赤いユニフォームでしたね。
93年当時、鹿島の町は、人口は5万人にも満たず、ましてやサッカーなど、
決して盛んな土地ではなかったそうです。
恐らく今でもJリーグのホームタウンとしては最も小さな町でしょう。
それをJ1年目にして押しも押されぬ強豪チームとなったのは、
ジーコが注入した『赤い』魂があったからなのでしょうね。
今やJリーグの強豪チームとなった、鹿島アントラーズと浦和レッズ、
普段の練習においても、『赤』い色に触れる時間は他のチームと比べ、
はるかに長いと思います。
『赤』は戦い、闘志を表すと同時に、交感神経を刺激して人を興奮させる色。
たとえばスペインの闘牛士がヒラヒラさせる赤い布は、
牛ではなく、観衆を興奮させるためにあることを皆さんはご存知でしたか?
Jリーグの事例に代表されるように、皆さんも『赤』を効果的に用いてはいかがでしょうか。
今日の一言♪
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『赤』は活気をもたらし、前向きで元気な心を演出する魔法の色である!
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カラーコンサルタントRosa 代表
Ciao!カラーコンサルタントRosa代表の山田美帆です。 INSIGHTNOWのリニューアルに伴い、3年ぶりに戻ってまいりました! これからもINSIGHTNOWの「色物」として頑張ります(笑) こちらでは、カラーマーケティングをはじめとして、女性マーケティング・ビジネスマナーについてお話したいと思います。 また、美容やアンチエイジングについても書いていくつもりです。 どうぞよろしくお願いいたします♪