「価値構造の転換」映画を上映しない映画館・歌わないカラオケ

2008.12.04

営業・マーケティング

「価値構造の転換」映画を上映しない映画館・歌わないカラオケ

金森 努
有限会社金森マーケティング事務所 取締役

昨日配信の「INSIGHT NOW!マガジン」運営事務局・清水さんの冒頭の一言に便乗して・・・。

製品特性を意識することは、自社の製品・サービスのどこに重点を置くのか考えることに重要な役に立つ。しかし、新しい製品やサービスを考えるときには、その価値構造を組み替えたり、どこかを排除してみたり、または極端に拡張してみたりすると新たなアイディアが生まれるのだ。

さて、ついでにもう一つ。屋形船。昨今、「焼き肉屋形船」なるものも登場しているらしい。
「屋形船といえば、天ぷらでしょう!」と考えがちだ。確かに、船頭が揚げてくれるアツアツの天ぷらは美味しい。が、それはあくまで「付随価値」ではないだろうか。焼き肉であっても全くかまわない。むしろ、目新しさが受けているのだろう。

どのような企業もこれから固定観念を排除して生き残りをかけていかねばならないのだ。

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金森 努

有限会社金森マーケティング事務所 取締役

コンサルタントと講師業の二足のわらじを履く立場を活かし、「現場で起きていること」を見抜き、それをわかりやすい「フレームワーク」で読み解いていきます。このサイトでは、顧客者視点のマーケティングを軸足に、世の中の様々な事象を切り取りるコラムを執筆していきます。

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