観念価値の時代

2008.10.20

営業・マーケティング

観念価値の時代

松尾 順
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー

「製品が提供できる価値にどのような種類があるのか」 については様々な考え方や理論があります。

近年は、便益価値での差別化が困難になったため、

「感情的価値」

がより重視されるようになってきましたね。

しかし、これからは、なによりも

「観念価値」

が購入に当たってますます重視されるように
なってくるでしょう。

どんな製品かということ以上に、
どんな会社がそれを提供しているのか、
そしてその会社はどんな考え方を持っているのか
を知った上で購入を判断したいと考える消費者が
増えていきます。

これは、情報化が進んだことにより、
企業の実態が次々と明るみにでるようになった今、
公正で誠実な会社があまりに少ないことに消費者が
気付いたことの反映でもありますね。

*情緒価値重視の製品開発:花王のケーススタディ
http://www.mindreading.jp/blog/archives/200701/2007-01-09T1056.html

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有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー

これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。

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