「製品が提供できる価値にどのような種類があるのか」 については様々な考え方や理論があります。
近年は、便益価値での差別化が困難になったため、
「感情的価値」
がより重視されるようになってきましたね。
しかし、これからは、なによりも
「観念価値」
が購入に当たってますます重視されるように
なってくるでしょう。
どんな製品かということ以上に、
どんな会社がそれを提供しているのか、
そしてその会社はどんな考え方を持っているのか
を知った上で購入を判断したいと考える消費者が
増えていきます。
これは、情報化が進んだことにより、
企業の実態が次々と明るみにでるようになった今、
公正で誠実な会社があまりに少ないことに消費者が
気付いたことの反映でもありますね。
*情緒価値重視の製品開発:花王のケーススタディ
http://www.mindreading.jp/blog/archives/200701/2007-01-09T1056.html
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
関連記事
2015.07.10
2015.07.24
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。