GWの最後の日。家でゆっくりされている方も多いかと思います。 僕もいつもよりゆっくりネットサーフィンしていた中で、目に留まった1つの記事。 そこで感じたこと、そして、そう感じたことは余りよくないのかも、と思ったことー そのまま素直に記事にしてみました。
でも、「バッカだなぁ」と思っている人自身も、他の人から見ると「バカ」まではいかないにせよ、モラルのない行為をしていること、往々にしてあると思うんです(僕自身も含めて)。
いや、そんな自分じゃない、という自己顕示欲の現われの1つが、誰が見ても自分以下の人間(とでもいうのでしょうか)に対する冷笑、嘲笑なのかもしれないー
そう考えると…
「モラルのないバカ者の記事」がメディアに横行している、とう事実
↓
そんなバカ者の記事を見てみたい、という人の多さの現われ
↓
“自分はまともだ”と再確認したい人間が多くなった
…
ひょっとしたら、社会全体のモラル低下が一部の「バカ者」を生み出し、その「バカ者」を冷笑することでさらなるモラル低下を生む、という悪循環をしているかもしれないー
ふとそんな気持ちが湧きました。
多分モラル・道徳心に優れた人が溢れている社会の構成員であれば、こんな記事が出てきても見向きもせず(=感情流入せず)、よその国で起こっている出来事のような感覚で受け止めるんじゃないでしょうかね。
そして、たとえば、ですけどーそんな高潔な人たちは、「挨拶をしないような人」に対して「バカ者」と平気で思うのかもしれません。
「おはよう!」の一声がかけられなくなった人間の増加、
不審者に対するリスク回避として、「知らない人に挨拶されても無視するんだよ」と教える学校現場(実際にあるようですね)、
電話のコールが5回以上鳴っても自分の机の電話でなければ取らないサラリーマンの増加(らしいです)…
一昔まえなら「バカ者(たち)」と一蹴されていた事実なのかもしれません。
上で紹介した事例以外にも、こんな「とんでもない」ことがあるようです。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080505-OYT1T00619.htm
これらのことを笑いすぎる(=笑った段階で自らの気持ちが関与している証拠にもなります)のではなく、「問題外」と相手にしないで、他にあるもう少しレベルの高い(!?)「モラルの低下」を問題視するー
そんな構成員から成る社会の方が本当はいいですよね。
そして、子どもたちにも、そんな姿勢で臨むことそのものが、教育なのかもしれません。
自分に正直になりますと…今回取り上げたような記事にはついつい目がいっちゃいます。
それはそれで仕方ないとも思います。
けれど、入り込み過ぎないようにしなければ、そう感じた思いをそのまま記事にしました。
備忘録、そして自分への戒めも込めて。
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