先日、 「ブランドデータバンク」 のアンケート調査に基づいた、 「三越な人」(三越が好きな人) と 「伊勢丹な人」(伊勢丹が好きな人) のそれぞれが保有しているブランド品や好きなブランド品、 好きな有名人、信頼するメディア、消費に関わる価値観 などの「違い」についてご紹介しました。
特に、
「流行意識」
と関連の強いアンケート項目である
・持っていると友達に自慢できる
という回答で、ヴィトンは
サマンサを大きく上回っていたのです。
一方、サマンサは、
「価格を含めた品質意識」
と関連性の高い
「使いやすい」
という項目でヴィトンを上回っていました。
この結果だけで、サマンサのブランド力の源泉が
何かを語るのは難しいですが、長い歴史と伝統を誇る
海外ブランドに対抗するために、新興の国産ブランドは、
どのような強みの軸を伸ばせばいいのかというヒントに
なりますよね。
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2015.07.10
2015.07.24
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。