新規事業の多くは失敗する。その失敗の原因を経営者のパターンごとに分析し、成功の為の処方箋を書く。上巻からの続き。
ユニクロの柳井社長が以前あるインタビューで「新規事業は1勝9敗で良い。1あたれば元をとれる」とおっしゃっていた。イギリス進出の失敗、農業参入の失敗など様々な失敗を経験された上で、引き続き事業規模を拡大し続けてきた柳井社長ならではの言葉の重みがある。現在、GUなどの新規事業に引き続きチャレンジをしている。本当にスゴイ方だ。
本稿の冒頭に書いたとおり、新規事業の多くは失敗する。しかし、新規事業に挑戦しない企業には継続的な繁栄はない。未来永劫繁栄を続ける事業は絶対にないからだ。
そのことを忘れず、一つでも多くの新規事業が世に生まれることを期待したい。筆者自身も新規事業コンサルタントとして、微力ながらも尽力したいと考えている。
新規事業を任せられる人物がいない・採用できない・現存戦力では不安だ、後継者にチャレンジさせたいが大丈夫か、どういう新規事業を生み出すべきなのかがわからない、参謀がほしい。そういった方は是非お問い合わせ頂きたい。新規事業責任者と2人3脚で徹底して取り組み、なんとしてでも形にするコンサルタントであり続けたい。
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2013.12.16
2015.01.27
株式会社リアルコネクト 代表取締役
【自己紹介】 BtoB営業組織改革・新規事業開発を専門とするコンサルタント。新規事業企画担当者・営業マネージャー・B2Bマーケッター・営業マン向けのセミナー/研修/ワークショップの講師・ファシリテーターを中心に営業組織改革、新規事業開発支援等のコンサルティングを行っている。 【保有資格】 中小企業診断士・経営管理修士(MBA)・日本酒利酒師