ちょっと前になりますが、数年前に花王に転職した、 前職の広告会社の元同僚(女性)と会う機会がありました。 花王は、さすがに日用品メーカーとして長年トップの座に 君臨してきただけあって、製品開発に対するこだわりは、 徹底しているようですね。
花王によれば、日常生活における快適感は、
16種類の感情項目の分布から判断して、
次の6パターンに大別できるという分析結果を
明らかにしています。
・娯楽型
・癒し型
・満足型
・愛情型
・達成型
・ときめき型
このところ、マーケティング研究の分野では、
「情緒価値」とほぼ同じ意味の
「感性価値」
に対する研究や実務への適用が進んでいますが、
花王が推進している
「情緒価値の定量分析に基づく商品開発」
の動向は、今後も要チェックです。
(参考記事)
*花王、商品の“情緒的価値”を数値化
(日経ビジネスオンライン 日経情報ストラテジーニュース)
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2007.12.07
2008.03.24
有限会社シャープマインド マーケティング・プロデューサー
これからは、顧客心理の的確な分析・解釈がビジネス成功の鍵を握る。 こう考えて、心理学とマーケティングの融合を目指す「マインドリーディング」を提唱しています。