今回は、「強いキャッチコピー」について整理してみました。 これは、弊社が主催するマーケティングカレッジの集客策を考えているときに、 「どうすれば、顧客は興味関心を持ってくれるのか?」 という命題に直面した際、一度整理してみようと思ったんですよね。
2-(2) 威光、お墨付き
権威者のお墨付きは、顧客の背中を押すパワーを持っています。
(ex.)「○○(有名人)が愛用している」「○○人のヒトが選んだ、、、」
必ずしも権威者でなくても、現ユーザーのお墨付きも評価されそうです。
2-(3) 新規性
新しいことは、それだけで顧客にとっては動機付け要因になります。
(ex.)「新規リニューアルしました!」「最新の○○を導入!」
ま、「新しいから何なの?」とも考えられますが、、、(汗)
2-(4) 経済性
やはり、誰しもが経済合理性には惹かれますよね。
(ex.)「今買うと、○○が無料!」「割引キャンペーン実施中」
割引を前提とする価格設定は、二重価格です。要注意!
■ 表現技術も重要
訴求パターンは上記「ニーズ喚起」と「動機付け」とまとめられると思うのですが、
もうひとつ考えたいのが、それをどのように表現するか?です。
で、この表現技術は、以下のように体系立てました。
3.表現技術
→ (1) 3S表現
→ (2) 具体表現
→ (3) 数値表現
3-(1) 3S表現
3Sとは、「Short」「Simple」「Straight」です。
コピーはできるだけ短い単文やワードで、余計な修飾を避けシンプルに、
下手な言い回しなど使わずにストレートに、、、が基本です。
3-(2) 具体表現
特に、ニーズ喚起を言葉で表す際には、具体性が必要です。
抽象的な言葉はたくさんあります。
「柔軟に対応します」→ 何をしてくれるのかわかりませんよね?
3-(3) 数値表現
表現には、できるだけ数値を入れるとパワーが増します。
これは、プレゼンの記事にも書きましたよね。
「卒業生2484人の95%が満足と答えた!」
このコピーは実際に弊社が使っているものです。(^^)
■ まとめ
ということで、「ヒトを動かす法則」を体系化すると、、、
1.「ニーズ喚起」
(1) 現状
(2) ベネフィット
(3) 危機感
2.動機付け
(1) 限定感、希少性
(2) 威光、お墨付き
(3) 新規性
(4) 経済性
3.表現技術
(1) 3S表現
(2) 具体表現
(3) 数値表現
と、整理することができそうです。
まだまだ他にもあるかもしれません。
アドバイスがあれば、ぜひぜひ、、、(^^)
株式会社シナプス 代表取締役 家弓正彦
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