栄枯盛衰が激しい時代においても、変わらず売れ続けている商品は存在する。その「定番商品」の売れ続けるヒミツとはなんだろうか。そして、その定番商品の代表格たる「正露丸」はどのような変化を遂げているのだろうか。
製品のパッケージ変更は最も簡易な変更であるが、製造ラインの変更などそれなりに手間はかかるだろう。しかし、正露丸も、変化する速度が通常と比べて非常にゆっくりであったり、小さな変化であったりするものの、生き残るために、確実に変化しているのであった。
100年を超える定番でも確実に変化している。世の中の変化は早まり、経済的な厳しさが高まる今日、全ての商品も、企業も、ビジネスパーソンも、生き残るための変化を欠かすことはできないのである。
※ダーウィンの『種の起源』に関しては、wikipediaのチャールズ・ダーウィンの項を引用しました。
【修正】ダーウィンの言葉の記述を修正(2009/03/06/7:17)
【加筆】正露丸のバリエーションに関する記述を加筆(2009/03/07/9:20)
続きは会員限定です。無料の読者会員に登録すると続きをお読みいただけます。
- 会員登録 (無料)
- ログインはこちら
関連記事
2015.07.10
2015.07.24
有限会社金森マーケティング事務所 取締役
コンサルタントと講師業の二足のわらじを履く立場を活かし、「現場で起きていること」を見抜き、それをわかりやすい「フレームワーク」で読み解いていきます。このサイトでは、顧客者視点のマーケティングを軸足に、世の中の様々な事象を切り取りるコラムを執筆していきます。